冒険や挑戦をしてみたかった〜死ぬときの後悔〜

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命が尽きる前に、人が後悔する事

命が尽きる前に、人が後悔する事の一つに「冒険や挑戦をしてみるべきだった。」を挙げる人が多いと読んだことがあります。安定した状況で死の床についた上で人生を振り返り、そのように考えるのかもしれません。安定していなかったら、そんなことは考えないかもしれませんが、現役世代のまだ寿命の残る多くの人たちは、「変わりたい。」「現状を変えたい。」と願っているのも事実です。冒険や挑戦ができずに歳を重ねる人が多いということなのでしょう。

「金持ち父さん、貧乏父さん」ロバートクロサキ著(筑摩書房)

もっと若い頃に読みたかったなぁという本に出会いました。「金持ち父さん、貧乏父さん」ロバートクロサキ著(筑摩書房)です。「経済的安定を見つけたいと真剣に思っているのなら、まず頭脳、感情、身体的に変化し、その次におそらく精神的にも変化する必要がある。」「私たちは、失敗したときに、いちばんよく自分について学ぶ。だから失敗を恐れるな。成功に失敗はつきものだ。失敗せずに成功することはできない。だから失敗しない人間は、成功もしない。」

この歳になり、経済的安定・経済的自由を欲するようになりました。世間でいう安定した職業に就いて、世の中のため社会のためと思い仕事をしてきました。しかし、経済的に困窮し、子どもたちが可能性を広げるための援助もできない状態です。お金の勉強をするにつれて、家庭や社会的立場や職場内の立場等が確立する前に、もっと若い頃に挑戦してみたかったなぁ、などと思うようにもなりました。若い頃、僕自身のお金に対する考え方にズレがあったのだと気づかせてくれた本です。

ただ、こういう本との出会いや何らかの気づき、インスピレーションは、タイミングというものもあるのだと思っています。僕が、この歳になってこの状況で、自分の経済状況を見つけられたのは、ある意味天の導きのように思うのです。今気づき、何らかの行動をすることで得られるものがあるはずだ。

経済的な安定と自由を得るために、様々なことを始めました。「仕事は、君を金持ちにはしてくれない。だから、仕事を探すなんてことはやめるんだ。」とも著者は本の中で述べています。情熱を持って、取り組めること。人生の折り返しを過ぎ、リスクを管理しながらも挑戦すること、それに気づかせてくれた本です。

僕の人生の早い段階で出会っていたら、また違っていたかな、読んでいたかったなと思う内容でした。でも、以前だったら、あまり心に響かず得るものがなかったかもしれません。この本との出会いに感謝し、今から挑戦や冒険をしてみようと実践中です。

読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。

 

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