「月」をアマゾンプライムで見ました。

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心とは、言葉で受け答えできること?

言葉を持たない者は、心がないのだろうか。こちらの意図したことに応えるか応えないかに関わらず、伝わらない者には、心がないのだろうか。言葉を持たないものは、生きる価値がないのだろうか。だとすると、生まれてきた私たちは、言葉を繰る能力で人の価値が決まるのだろうか。

綺麗事ではない、生まれてきたことと生きることの重さ

「月」は、全編に重い空気が流れています。罪を犯した者にとっての正義は、綺麗事ではない重い真実を私たちに突きつけます。実際に数年前に起きた同様の事件の背景には、「月」で表現されているような人間関係や思想があったのだろうと思わせます。心とは?人間とは?それを深く問いかけていく人間の心の深層を深く描いた作品でした。

「人は、一人で生きているわけではない。」歳をとるにつれてそう思います。誰かより、強い力を持つ人は、きっとその力を誰かのために世の中のために使うために天から与えられたのだ。人より言葉を上手に繰ることができる者は、その能力を使って人々を幸せにするために与えられたのだ。障がいを持って生まれた人であっても、誰かにとっては安らぎを与えられる存在になり得るはずだ。

でもそれは現実を突きつけられている人々にとっては、綺麗事でしかない。

お互いに認め合うにも、それは認知できないと難しいことです。親子のような関係でも、困難なことではないでしょうか。

結論は出ないけれど、人の存在や心について、重い空気がまとわりついたまま今も考えさせられています。

ここまで読んでくれてありがとうございます。良い1日になりますように。

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