現在僕は、単身赴任中です。以前の投稿でも書いたように、なんちゃってミニマリストです。余計なモノは、現在の住宅には置いていません。テレビやエアコン、ドライヤーは、置いていません。調理はほとんどしませんので、鍋とフライパン1つくらいずつ。あとは、布団とワイシャツ、スーツ、下着類。そのほかにも、社会生活を送る上で、人に不快な思いをさせない程度の品々は、置いています。「ミニマリスト」も少し意識しながら、代用できるものは、購入せずに済ませます。ものが少ないと迷うこともなく、シンプルに静かに質素に生きられることを実感しています。
人の声が聞きたい。人の声を感じたい。
けれど、無意識に欲しているものがあります。それが、人の存在。
単身赴任をして、自分がかなりの寂しがり屋だということに気づきました。「俺は、一人でも生きていけるさ。好き嫌いもなくて、何でも食べられるし、掃除も洗濯も自分でできるもの。浪費をするわけでもないし。」なんて考えていた節が僕にはあります。仕事云々よりも、僕が僕自身のことについて気づけたことが単身赴任で得られた大きな気づきです。
住宅のある地域の夜は、静かすぎるほど静かです。遠くの森で鹿の鳴き声(だと思う)が聞こえるほどです。あまりにも静かだと眠れないものです。(慣れましたが。)家族のいる自宅に帰ると、賑やかです。夜更かしをしてテレビを見ているものもいるので、低いテレビやらユーチューブやらの雑音は、深夜まであります。けれど、意外にその方が眠れます。結局人の存在を感じたいのです。人の存在が安心感を与えてくれるのでしょう。その安心感が、きっと良い眠りを導いてくれるのでしょう。
僕が単身赴任をしている住宅で、ふと気づくと、していることは、
ポッドキャストを聴く
人の声を聞きたいのです。内容に惹かれることもありますが、誰かが話していることで、人の存在を感じられるのでしょう。「辛坊治郎ZOOMそこまでいうか」「飯田浩司のOK!Cozy up!」「サンドイッチマンのザ・ラジオショー」「科学のラジオ」などが好きです。その内容自体もとてもいいのですが、ラジオの出演者たちが楽しそうに会話しているのがとてもいいのです。聞いているだけで、落ち着きます。きっとその輪の中に入った錯覚から、寂しさが紛れているのでしょう。
本を読む
著者が、話しかけてくれるような気持ちになります。人の存在が、本の中にはあります。電子書籍を入手してからは、眠りに落ちるまで電子書籍で本を読むことが多くなりました。暗い部屋でも読めるので、重宝しています。(目にはよくないかもしれません。)ミニマリストを意識している私ですが、本は、多少置いています。
人と人との距離感に疲れたら、ポッドキャストを聴いて、本を読もう
人と人との関係で、苦しさやつらさ、憎しみが生まれるのも事実です。けれど人と人との関係から喜びや楽しさ、感動が生まれるのもまた確かなことです。もしも人間関係に疲れたら、誰かとの距離を意識的にとろうと思ったら、ポッドキャストを聴いては、どうでしょう?聴いているうちに嫌になったら、消せばいい。自分にとって、不快な会話や不愉快な話なら消せばいいのです。こちらからシャットダウンのボタンを押せることがポッドキャストのいいところです。紹介した上記のポッドキャストは僕のおすすめです。特にサンドイッチマンのザ・ラジオショーは、中の良い二人の間にいて話を聴いているような、学生時代の教室の昼休みや放課後みたいな雰囲気があって、好んで聴いています。
本を読んでみるのは、どうでしょう?日常の生活の中には、志向の合わない人ばかりかもしれませんが、本を書くほどの人物は、何かに長けたひとかどの人物であるに違いありません。自分の趣味に合うジャンルの本を手に取ったあなたと著者は、気があうはずです。きっと何らかのインスピレーションを得られると思います。
僕は、人付き合いは苦手な方です。人嫌いの傾向があります。が、かなりの寂しがり屋です。
自分の都合で人と距離を詰めたり、距離をとったり、つまりわがままなのでしょう。
そんなわがままな僕のニーズに合うポッドキャストと本を紹介しました。
今日も、読んでいただきありがとうございます。良い1日でありますように。