ジョギングは、楽しい
「今度の週末は、2時間走ろう。」今では、平日の仕事帰りに、そんなことを考えることがあります。口には出しませんが、職場でそんなことを言ったら、信じてはもらえないでしょう。驚きやら賞賛やら妬みやら、ややこしくなるのが見えるので自分一人でニヤニヤと考えています。始めた頃は、何がジョギングを始める動機だったのだろう、忘れてしまいましたが、太っている時期が長かったので、「痩せたい。」「変わりたい。」が心の奥にあったことは、間違い無いと思います。
週末ジョギングを楽しみに思えようになりました。ジョギングが習慣になりました。ジョギングが楽しいのです。もちろん、朝起きるのが辛くて、「今日は、もう少し寝ていようかな。」と思うこともたまにあります。その気分に負けてしまうこともあります。起きて、しばらく書斎の机に座っているとだんだん走りたくなってくることがわかり(自分のことなのですが、そのような傾向があることが判明しました。)、後ろ向きな気持ちが出てきたときには、まず机に向かうようにしています。続けられたのは、走りながら様々な良いことがあったからだろうなと思います。
ジョギングの楽しさを感じさせる考え方とモノ
汗をかいて、サッパリできる。
僕は、味の濃いものが好きです。塩辛いものや脂っこいものは大好きです。ラーメンはスープまで飲み干してしまいます。だからなのでしょう、水やお茶(過去にはお酒)をたくさん飲みます。当然、汗っかきです。夏には、大量の汗をかく体質です。週末ジョギングをしていると、土曜日のジョギングでは、ねっとりとした脂っこい汗が出ているように思います。1時間ほど走り家に戻り、シャワーを浴びると何か身体中の毒素のようなものが抜けたようなすっきりした気分になります。単なる気分にすぎないかもしれませんが、僕にとっては爽快な気分になり、「また走ろう!ジョギングしよう!」と継続するための大切な感覚です。
痩せられる。健康になる。
僕は、太りに太っていた時期は、100kg手前までいきました。走り始めて1〜2年ほどで、今25kgほど痩せました。もちろん、走り始めて楽しくなると食事の制限も自然に行うようになったので、ジョギングだけの効果ではなく副次的な効果も合わせたものだと思います。
ジョギングしながら様々な楽しさに気づくことができる
ジョギングが楽しくなってくると、様々なことを工夫し出します。その工夫が意外と楽しさを増幅して続ける要因になることもあります。僕がしてきたことは…
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ジョギングコースを変えてみる。
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ジョギング時間を延ばしてみる。
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走っている間のBGMを工夫する。
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様々なグッズを試してみる。
1…ジョギングコースを変えてみることは、自分の住む地域の良さを知ることになりました。自動車の交通量の多く無い道を僕は好んで選びます。すると、「あぁ、こんな店があったんだ。」とか「ここからの朝焼けが綺麗だなぁ。」とか「ここの道は、近道になるなぁ。」とか「こことあそこが繋がっていたんだなぁ。」とか気づきがたくさん得られるのです。自動車のスピードでは気づかない視点です。いくつかのお気に入りのコースができると、「今日は、○○八幡宮コースにしよう。」「筋肉痛が残っているから、短めの○○公園コースにしよう。」と選ぶ楽しさもできてきます。
2…いろいろなコースを試してみると自然に、走る時間が長くなったり、短くなったりします。30分コース、60分コース、90分コース、120分コースそれぞれその時の気分で決めて、それを走りきると意外に大きな達成感を得られます。ウォーキングを多少早くしたくらいのペースで、全く自慢できない走りなのですが、自分に自信をもてます。
3…60分や90分、120分走るようになるとその時間を有効に使いたいと思うようになります。僕は、ジョギングの時間を英会話の学習の音声を聞いたり、英単語の音声を聞いたりしてリスニング学習に費やしたこともありました。走る気分を高めるためのプレイリストを作って、音楽を聴いていたこともありました。今は、何も聴いていません。走る足音や自然の音、自分の頭の中に勝手に浮かんでくる妄想などを見つめることに関心が移ってきました。時々は、音楽を聴くこともありますが。
4…3のリスニング学習や音楽をジョギングのお供にしていたときには、iPod nanoが大変重宝していました。
iPod nano
今でもたまに使っています。もうすでに販売中止になりました。今の皆さんは、Apple watchなどで、聴くのでしょうね。僕は未だ時折iPod nanoを使って走っています。
歩数計
また、歩数計も身につけて走っています。今では、楽しさの一つになっています。120分コースを走ると約18000歩をカウントします。「1歩1メートルとすると約18キロメートルくらいは知っているのかなぁ。」「だいたいハーフマラソンくらいかなぁ。走れるようになってきたなぁ。」と自画自賛しほくそ笑んでいます。(1歩1メートルは根拠もありません。あくまで、自画自賛のため都合の良い妄想。)
トレーニンググローブ
公園のコースを選んだときには、懸垂をその公園ですることにしていて(懸垂やディップスができる素晴らしい公園です。)手が痛くならないようにトレーニンググローブをポケットに入れて走り出します。懸垂は、3〜5回くらいしかできませんが、体重の増減が回数に現れるので、その週の平日の食生活を反省する手立てになっています。
続けていると自然に楽しむための工夫をするようになる
僕は、早朝に走っています。すると、「あっiPod忘れた!」とか「歩数計つけてこなかったじゃん。新しいコースいこうと思ったのに。」、「○○公園コースなのに、トレーニンググローブを忘れてしまった!」なんていうことがあります。シューズを履いて、きちんと紐を結んだ後に、また戻るのは、億劫になります。僕は、忘れ物にはこだわらず、そのまま走り出します。iPodを忘れたからこそ、自然の音に耳をすませることに気づきました。イヤホンを装着する煩わしさや汗をかいた時の耳の不快さがなくなりました。トレーニンググローブなしで、懸垂すると体重をじかに感じられるように思います。忘れたら忘れたなりに、何か気づきを得られるものです。別の楽しさが生み出されるきっかけになることもあります。
まずは、汗をかいてサッパリ感を感じたり、痩せたことを実感できたり、走ることが自分にとって楽しく良いことだと実感して欲しいです。15分でも20分でも、できるところから小さく初めて続けてみることをお勧めします。ぜひ、みんなで健康になりましょう。
読んでいただきありがとうございます。良い1日になりますように。