就職をしてから、仕事上忘れ物が多くありました。仕事の質もよくなかったと思います。「あっ自宅にあの書類置いてきた!」「報告文書の提出は、今日までだった。」ということがたびたび起こりました。気づいて、焦り、なんとか辻褄を合わせたり、上司に報告し謝罪したりという始末…。
仕事が後手後手に回り、前向きにクリエイティブに働けていないことに、そしてそんな自分に不満がありました。そんな時に出会ったのが「掃除道」鍵山秀三郎著です。ガラリと変わりました。仕事が後手後手になる感覚はほぼありません。忘れ物も無くなりました。
朝そうじを始めたのです。はじめは5分と可能な計画を立てました。仕事机の机の上を片付けました。水拭きをしながら今日使うものと使わないものを分けながら、帰宅した後に気持ちよく仕事ができることを考えながらそうじをしました。仕分けをしていると、その日の仕事の確認ができ、質の向上にもつながったと思います。忘れ物も必然的に無くなりました。
さらに、5分掃除が気持ちよくなると、10分やってみよう、15分やってみようと心情が変わってきました。そうじの場所も、自分の書斎周りだけでなく、家の掃除まで広がりました。家中の全てはできませんので、今日は床の水拭き、明日はトイレ掃除、次はダンボールを始末しよう、次は新聞紙をまとめようと目についたところを片付けたり、そうじをしたりしました。当然喜ばれ家族全員が良い1日のスタートを切ることにもつながりました。
今では30分そうじが日課になっています。時間としても自分にちょうど良いです。仕事だけでなく、良い生活を家族みんなが送るためにもオススメです。自分が今日何をするのか、整った環境が、様々なことに気づかせてくれます。また、導くれる感覚があります。
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