週末は、朝ジョギングを続けています。
スローペースで、自由に、走るようにしています。デザインの古びたウエアーを着て、ランニングシューズだけは、ちょっと頑張って足に合うものを揃えています。薄暗い早朝ジョギングでは、あまり格好は気にせずとも気軽に走れます。刻々と変わっていく夜明けの空色が好きです。それを見るために走っていると言ってもいいかもしれません。
時間で走るようにしています。最初は３０分から始めたように思います。（随分前のことなので、忘れましたが…）１５分の地点で折り返し、家に着くのが３０分後。ちょうど良い汗をかき１日を始められました。だんだん３０分から走る時間が長くなり、４０分、６０分、９０分、１２０分まで走れるようになりました。（すごく遅いペースです。信号は守りますし、途中公園で軽い筋トレもします。）
自然と時間は長くなりました。楽しく気持ちよく、そして良いパフォーマンスで週末を過ごすことができたので、自然に「もっと走ろう」という気持ちになりました。トライアスロン出場を決め、胸に心拍計をつけタイムの更新を目標に取り組んだこともありましたが、つまらなくなりました。
朝ジョギングのたくさんの効果を感じています。前述の「楽しい」「気持ちいい」「良いパフォーマンスで過ごせる」（昼寝をしますが）はもちろんです。その他に、
「悩んでいることが整理される」…平日に嫌なことや判断に苦しむことなど仕事上のあれこれを抱えて週末を迎えるのですが、どうでもいいことは走っているうちに削ぎ落とされ、考える価値のあるもののみが残る感覚があります。
「瞑想に近い感じ（走っていることに感覚が統一される）」…きちんとした瞑想を知っているわけではありません。が、無に近くなる感覚はあります。朝の空気の冷たさや神聖ささえ感じる夜明けの空。日常の余計な思考を整理するような感覚でしょうか。
「健康になる」先日、人間ドックを受けました。最後の問診で、心電図の結果から医師に「何かスポーツをされている方ですか？」週末に走っています。「アスリートのような、特に長距離ランナーに見られるような数値だったので。」と言われ、ちょっぴり嬉しくなりました。（数値が低く、一般的にはあまり良いものでは無いようです。）
シューズとウエアーがあれば、そして早朝であれば、安価に、しかも人目をあまり気にせずジョギングができます。しかもその効果は、仕事においても、家庭生活においても、健康面でも大きいです。
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